設計事務所様より上がってきた意匠図に設備の配管を加えていきます。 図面には施主様の要望にあった仕様、また設計事務所様の意向に沿って図面を作成していかなければなりません。

設備図面には主に、給水・排水・消火・換気・空調配管の記入。機器・器具の選定を行い図面に書き込んでいきます。

配管といえどもただキレイに線を引っ張るだけはありません。その中にはたくさんの法律が関わってきますので、官公庁と打ち合わせ、また設計事務所様との打ち合わせを何度も行い、法律規定に合った設備図面を完成させます。

担当現場の施工図を作成していきます。作成した施工図を、元請けである建築会社の監督さんや、設計事務所様に提出し、工程調整を行いながら適切に工事が行えるようにしていきます。

1.定例会議・打合せ（週１回）

建物を新築するにあたり、施主様、設計士様、建築会社の監督さんや電気・ガス会社の担当者と打合せを行い施主様の希望に沿って計画を行っていきます。
各業者が集まる大事な会議になります。

2.施工図の作成

設計図をもとに定例会議で決定した内容を、機能的、意匠的に検討しその地域の条例に沿ってＣＡＤを用いて作成していきます。
作成した図面を施工図といいます。
施工図には給水・排水・ガス・換気の配管が描かれていきます。

3.定例会議・打合せ（週１回）

完成した施工図を施主様、設計士様、建築会社の監督さんに確認してもらい承認をもらいます。

4.職方さんと施工前打合せ

承認をもらった図面を職方さんに渡し、図面の説明や工程の打合せを行い、実際に施工を行ってもらいます。
職方さんの危険作業防止の呼びかけや、健康状態の管理も私達施工管理業務の仕事になります。

5.現場での施工状況の確認

実際に現場へ行き、職方さんに危険作業はないか、施工図通りに施工されているか、施工不備や作業に遅れはないかを確認していきます。

6.施工完了の確認

職方さんの施工完了後、給水・給湯配管に水漏れはないか水圧試験を行い確認していきます。
又、排水配管の勾配はきちんととれているかも確認していきます。

7.社内自主検査の実施

部屋内の造作工事やクロス貼りが完了すると、便器や手洗、タオル掛等の器具付作業を職方さんが行っていきます。
私達は最終的な作業完了後の検査を全員で行い、器具取付に不備はないか多くの目で確認していきます。

8.各種検査の立会

建物が完成すると、最後に検査の立会を行います。
官庁検査から建築検査・設計検査・施主検査とあり、全ての検査に合格すると施主様に引渡しとなります。

9.完成竣工

すべての検査を完了し、お客様へ引き渡しとなります。

古い建物の改修工事・増築工事に伴う設備工事、また小規模施設・住宅の新築工事に伴う設備工事も行っております。

具体的には古くなった配管のやり替えや、増築による新しい配管工事また、新しい機器・器具の取替を行います。新築工事と違い、今ある建物の中身を変えていきますので、納まりの検討・打ち合わせは特に重要となってきます。

また施工業務で竣工させて建物は完成して終わりではありませんので、その後のアフターフォローやメンテナンス業務も行っております。